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2018/9/26 18:30

火災や感電も! 危険な電気製品の使い方7選



今や人々の生活に欠かせないインフラである電気。毎日頻繁に使うからこそ、使い方を間違えると、火災などの大規模な事故につながる可能性もあります。今回はやってはいけない電気の使い方をご紹介。身に覚えがある方は注意しましょう。


■やってはいけない電気の使い方とは


とはいえ、電気関係のタブーはつい犯してしまいがちな行為です。以下にありがちなミスを羅列していきます。

1.壊れたケーブルやプラグをそのまま使う
たとえばスマホの充電ケーブルなど、差込口がぐらぐらと不安定になっていないですか? 壊れた電化製品をそのまま使ってしまうと、感電やショートの恐れもあります。またコンセントにプラグを中途半端に刺すのもご法度です。

2.プラグの上にホコリがたまる
ホコリや汚れがたまっていると「トラッキング」という現象が発生し、発煙・発火の原因になりますので、定期的に掃除をしましょう。

3.タコ足配線になっている。
タップが受けられる電流には許容量があります。その量を越えてしまうとコードが発熱し、感電したり発火したりします。火災につながる原因にもなるのです。

4.電源コードの使い方が悪い
家具の下敷きにする、扉にはさむ、曲げる、ねじる、束ねるなどの使い方は電源コードに明らかなダメージをもたらします。漏電や発熱の原因になるので、発火や感電の原因になるのです。コードは丁寧に扱わなくてはいけません。

5.濡れた手で電気器具やコンセントに触れる
水分が混ざると電気は通りやすくなります。濡れた手で電気器具に触ると感電の恐れもあるので、注意しましょう。

6.素人が工事をしない
電気器具の工事は、自分ではできません。業者は日々現場を通して専門的な知識を身に着けているし、道具を駆使しているから安全に施工できるのです。とくにコンセントの増設や専用回路の取り付け、アースの取り付けを必要とする場合の工事は一定資格がなくてはプロでも触れない施工です。

7.家電のつけっぱなし
ドライヤーを付けたまま布団の上に置いてしまったり、就寝時に電気ストーブをつけっぱなしにしてしまったりすると、火災につながります。高温になりますので注意が必要です。


■最新家電や電気設備は防災装置も

電気にまつわる禁止事項を破ってしまったら、感電や火災のリスクも生まれます。ほんの少しの「大丈夫だろう」が周りの住民を巻き込むような大事故につながるのです。人の生活に近いインフラなので、普段は気にしませんが、実はかなりリスクが高い設備なので、いま一度気を引き締めましょう。

また現在は電気をめぐる業界のあり方が変わってきました。電気の自由化がスタートし、電力会社を自由に選べるほか、電気自動車の台頭やスマートスピーカーの誕生、IoTやAIを駆使した新時代の家電などが次々に家庭に取り込まれています。

そのなかには安全保護機能が搭載されているものもあり、できるだけ事故の危険性を下げた製品が出来上がっているのです。もちろん、だからと言って先述したタブーを犯してはいけません。ただ以前よりも電化製品とうまく付き合えるようになりました。


■電気工事業者の今後とは


新たな製品が生まれるともに、電気工事士の需要は高まっています。新たなスキルやノウハウが必要になるにつれて、スキルが高い職人の需要が高まっているのです。

電気工事士の現状としては仕事のニーズは拡大しています。しかし、少子高齢化に伴う電気工事士の高齢化は現状としては課題になっているのです。

これからAIが台頭するにつれて人の仕事はどんどん奪われてしまいます。しかし電気工事士の仕事は新製品が生まれるたびに需要が高まるので、変化に柔軟な人のスキルでないと対応できない仕事です。

一人前になるまで時間はかかるものの「技術」や「資格」は一度自分のものとなれば一生裏切ることはありません。

普段から「たこ足配線危ないのにな……」とか「そんな使い方してたら火災になる可能性があるのに……」と電気に注目している方は、電気工事士の才能があるでしょう。

経験を積んで一人前の職人を目指したい方は浜風電気工事までお気軽にご連絡ください。